殺戮ゲームの館(下)

扉が閉まる寸前、彼の声が通路に響いた。
「―俺は魔物じゃない」
扉が閉まり、魔物の時間が訪れた。

面白かった!誰が魔物?という言葉が疑心暗鬼になり、吐き気を催しながらも他人への疑いを止めることが出来ない。ギリギリの惨劇の連続がすごかった。心の痛みを受け入れざるを得なくなる選択と、生き残るための手段に感心しながら、読み終わった後、ふーっと息を吐きました。すごかった。→ 感想