開け、細き一条の血路 幻獣降臨譚

アリアは今頃、どこにいるのだろうか。今の彼と同じように、こうして空を見上げることがあるのだろうか。そして、少しは彼のことを思いだしてくれたりしているのだろうか。
彼女の姿を見られない間に、思いだけが育っていく。

会いたい。
会いたくてたまらない。

心を痛めながらも、大局を見て動くアリアのたくましさに惚れる。それ以上に第三王子に惚れたけど。なんだこの可愛さ。出てくる人が皆よごれてるからまぶしい……。宗教観の違いから起こる戦争だけに止めるのは難しいけれど、止めるための鍵になるのは誰なんだろう。個人的にはシェナンに頑張ってほしいな。→ 感想