精恋三国志(1)

見たことのない霊獣。
聞いたことのない神聖なる宝具。
それから……思わず言葉を失ってしまうほど美しい少女。
まるで御伽噺の中にでも紛れ込んだみたいだな、と趙雲は自分のおかれた状況を楽しむように口元を綻ばせた。
こうして若者と少女の奇妙な二人旅が始まった。

玄武の養い子・優音と共に、趙雲が宝玉を探しにいくお話。序盤はちょっと微妙なんだけど、だんだん二人の距離が縮まる展開は良かった。でもまあ、なんていうか、三国志である意味があまり・・・と思わなくも無い。→ 感想