2010-04-22 影執事マルクの秘密 book ☆☆☆ 手島史詞 「それは、我が主の望みではございません」 「主の望みかどうかではない。お前が望めばそれを与えてやれるのだ、と言っている」 それでも、マルクは首を横に振った。 「それでは、エルミナは笑ってくれません」 ドミニクの過去を交えつつ、マルクの恋に揺れる姿を描くお話。面白い。エルミナとカナメの間で揺れるマルクと、そんなマルクを思う女の子たちにニヤニヤが止まらない。ドミニクとエルミナの母の関係は、切ないものがありましたが、決して不幸じゃないと思いたい。きっとみんなが幸せになれる道があるよ!→ 感想