空の彼方(2)

「僕が……帰ってきたら。そしたら、一緒に誕生祭に行ってくれませんか?」

今回ついに自ら動き始めましたか。もちろん、外へは出られないけれど、自分の出来る限りをする彼女に、アルの存在が彼女にとって特別であることを痛感しました。 そしてアルも。自分の立場に思うところあって、もやもやしていたけれど、護衛の任務で命の危険を感じたときに、実感したのは帰る場所の事で。自覚した思いを胸にしながら、遠回しな言葉を告げた彼は、いつかちゃんと言ってあげるのかな?→ 感想