金星特急(2)

「怖くない?」
「数字が残り1になったら、さすがに怯えるだろうな。だが、絶望は愚か者の結論だ。この時点で諦めるには早すぎる」

役ただずであると自責の念を抱いている錆丸だけど、実は結構三人の中では、良いポジションなのよね。彼を通じて(かこつけて)、距離を縮めていく砂鉄とユースタスの様子に、ニヤニヤが止まらない。真面目なのにコントしてるようにみえて、かと思えば、相手への信頼感と……もう一つの感情は何なんだろうね。→ 感想