丘の家のミッキー(3) 野の百合は暗くなるまで待てないの巻

「ぼくの言いたいこと、わかってくれた?」
「あたしは、これからヨットで『初めて』をいっぱい体験する、ってことですか?」
「うん、そう。ぼくにはもう二度と味わえないヤツをね」

麗美さんとのお話しがとても女の子同士のきゃっきゃうふふで微笑ましい。でも、麗美さんも何やらお困りの様子があるんだけど、さて何かしら。そのうちミッキーが力になってあげられると良い。いろんな「初めて」のお話しが出てきてましたが、大人に判って貰えないところは、いろいろ痛かった。それでもくじけない彼女が素敵です。蛍狩りにうっとりしてたら、新学期に大変な出来事が待ち受けてましたが、凛々しき可愛さを見せる稲子先輩が見られて大満足。→ 感想