悪役令嬢ヴィクトリア 花咲く庭で

「差し伸べられた手を握ることは、人をあてにすることじゃないよ。信じることだと思う。花洗う雨のみんなは、信頼できる人たちだし、私もきみにとって、そうでありたいと願っている」

シリーズ最終巻。身分違いの恋に引け目を感じて、いつになく弱気になったヴィクトリアだけど、事件を追い、クラウスの危険を感じたら、もう止まらない。これぞ恋する乙女ですよ!いや危なすぎて、周囲の人はハラハラドキドキだっただろうけど。ずっと空振りしてたクラウスのアプローチが届いたラストの花嫁姿にうふっとなった。良かったです。→ 感想