はるかかなたの年代記 双眸のスヴァローグ

「……すまない、ユウ。今ここで答えるべきことに答えないで」
やがてカティアはうつむくと、自分の身体を抱きしめた。
「だけど、怖いのだ。ユウが……、私を今までとは違う目で見てしまうことが―」

これは面白い。良い意味で王道な学園ファンタジーですね。出会ったばかりの人たちと「仲間」になっていく展開が素敵です。秘密を抱えているが故に、どうしても最後の一線を引いてしまう子たちが、信頼によって絆を深めていくのはいいなあ。トラブルは多いと思うけど、恋に勉強に頑張って欲しい。→ 感想