2010-07-28 永遠虹路 book ☆☆☆☆ 綾崎隼 「それって何だかさ……」 三日月を見上げる彼女は、優しい目をしていた。 「恋でもしているみたいだね」 舞原七虹の人生を、彼女に惹かれた人たちの視点から描くお話。彼女に恋した人たちの思いが切なく、届きそうな思いがすれ違うところはああ……と思ったけれど、思い続けて辿り着いた恋は、遠回りだけど温かかったです。現在から過去へと遡り、不器用な二人の思いが見えてくる物語に、きゅんとなった。→ 感想