ウィザーズ・ブレイン(6) 再会の天地(下)

「サクラもよく見ておくと良いよ。……この人は魔法士戦力なんか一切使わずに、自分の演説の力だけで、この状況を五分にまでひっくり返すつもりだから」

ニューデリーの未来を決する一日。マザーシステムの議論を目の当たりにして、錬を筆頭に目を逸らしてた人たちが、真正面から考えようとするきっかけになるところが良かったなあ。これが政治と言わんばかりの舌戦に魔法士が圧倒され、そして人を動かす言葉を紡ぐ、その思いに涙が浮かんだ。兄と妹、それぞれの思いはきっとこのシティの礎になると信じてる。気落ちしてた人たちも復活したけど、問題は真昼か。こちらの兄と妹は何やらアレなことになりそうで、気になる気になる→ 感想