銃姫(8) No Other Way to Live

「でも、人間だけが旅ができるのは……、鳥やインパラのようではなく、自由に居場所を求められるのは、人間だからじゃないですか。そして、そんなふうにして、彼も僕も、多くの人たちが、あなたの元へ集まってきたんじゃないでしょうか」

エルの秘密やミトとの確執を経て、それでも戦うセドリックの思いに圧倒されましたが(あんなヘタレだったのに!)、ついに……。チャンドラースも素晴らしき知将と戦いっぷりを見せつけてくれたのに、まさかかつての寝物語が穴を穿つとは。歴史とはこういう些細なことが流れを変えていくものなんだと思わされる次第です。アンはどうなるのか、目覚めた人はどう動いてくるのか。気になって仕方ない。→ 感想