グランドマスター! 名もなき勇者の物語

「シーカは予言の巫女。すべてを受け入れる器じゃ」
アダジーリョは言う。
聖典にない名もなき神々であろうと、太古の双極であったあの<闇の大神>でさえも。そうじゃ、理解したか。シーカは諸刃の剣。ひとつまちがえばたちまち、復讐にかられる闇の化身ともなろうぞ」

シリーズ最終巻。いろいろあったけれど、視野が狭くなっていたハルさんが、皆と共に苦難を乗り越えていけるようになっていく展開が良かったです。最後ちょっと駆け足だったのが残念だったなー。いや、あとちょっとでいいから、先の話を見たかったんです……→ 感想