子守り魔王と姫騎士団長

「そう何でも、己だけで背負い込むな。一人ぐらい、お主が『頑張った』ことを労う者がいても構うまい?」
この人は。
(ああもう、本当に、魔王のくせに)
どうして、こんなに、調子が狂う。

魔王登場シーンでやられた。もうあれだけで満足です。恋模様もニヤニヤでした。普段無愛想で怒ってるかのように振る舞う副団長が、実は女団長のことを思ってるんじゃ……みたいな描写最高ですね。→ 感想