銀の海 金の大地(2)

「真秀とかいったな。二度と、おれの前をうろうろするな、殺されたくなかったら。おまえは滅びの子だ。禍つ子だ。闇と死を背負っている」

本人の意識は変わっていないのに、美しさが目立ち始めてきたことで、周囲の男たちの反応が変わっていく始まりは、ドキドキしまくり。危なっかしさが生み出すサスペンス満載なドラマと、激情が生み出す確執が凄かった。ようやく出会った佐保一族の反応が過激で、また怖い。何が起きるんだろう。→ 感想