神と奴隷の誕生構文(2)

「美しい景色と、見るに堪えない景色の両方が存在することを、あの人に教えてもらった。……それを知った上で、まだ私はこの世界に片思いしている」

一歩進むごとに、逆に揺れてしまうクルァシンの思いは、過去の重さを感じさせますが、そんな彼を支えるのが導かれる存在であるはずのセレイだってところがいい。共に成長しながら歩んでいくって素敵です。信頼が同朋を生んでいく展開に胸が熱くなる。→ 感想