2010-11-15 猫物語(白) book ☆☆☆☆☆ 西尾維新 「ねえ、羽川さん」 戦場ヶ原さんが私の目を見つめたままで言う。 それは少しだけ。 昔みたいな ― 平坦な口調だった。 「あなた本当に阿良々木くんのこと好きだったの?」 そして重ねて問う。 「今でも阿良々木くんが好きだって、もっかい言える?」 羽川の異様さがぞわぞわしたけど、友と好きな人によって涙を取り戻すことができたというお話にじんわりでした。これからはきっと「ただいま」と言える日々になると信じてる。一度は切ったけど、手を伸ばして良かった。きっかけをくれたコモリさんありがとう!→ 感想