彼女はつっこまれるのが好き!

「音無源太って、音無さんのお父さんのこと……ですよね?」
「そうよ!だからなに!?あたしが誰の娘だろうがカンケーないでしょ!あたしはあたしなの。あたしがボケたら、ちゃんとツッコんでほしいわけよ。『あははは、音無さん、なに言ってるんですか』なんて生ぬるいのじゃなくて、あたしは激しくツッコんでほしいのよ!」
いやー、そうは言っても、みんな気を遣うでしょう。
「初対面であたしのボケにあれだけツッコんだの、あんたが初めてだったわ」

アイドルという偶像への複雑な思いを描きながら、仕事に対する思いや、創る楽しみを覚えていく様など、少年の成長する姿も見られて面白かった。→ 感想