空色パンデミック Short Stories

「……なんて答えればいいのさ?」
僕は根負けして、小声で青井に訊いた。
「お前の素直な気持ちを答えればいいんだよ」
「素直な気持ち?」
穂高結衣と俺、どっちが好きなんだ?」

短編でも容赦なく空想病の発作が起きまくってますが、どちらかというとコミカル……というと語弊あるけれど、よりエンターテインメントという感じになって、一冊丸ごと面白かった。読みごたえバッチリ。→ 感想