ブギーポップ・アンノウン 壊れかけのムーンライト

「残念ながら、ぼくには選択肢がないんで、迷いようがないんだ。なにしろぼくは自動的だからね。でも君はふたつの選択肢があるんじゃないかな」
「へぇ、あなた、私のことがわかっているのかしら」
「君には?このまま?か?終わり?にするか、そのどちらかの道がある」

話としてはシンプルだったけれど、その実、世界の敵と戦う人たちの頑張りが、何て言うかこう、空回りしていくところに虚しさを感じる。当事者はそれこそ命がけで、犠牲に歯を食いしばっていたというのに……でもまあ、ブギーさんの出番が多かったので割と満足。→ 感想