ブラック・ラグーン(2) 罪深き魔術師の哀歌

「今でもまだ、あんたはトリシアを護りたいのかい?」
「……どう答える俺であるべきなんだろうな」
「指図なんてできない。決めるのは、あんただ」
突き放すようにそう言ってから、ロックは穏やかに笑って付け足した。
「だがその前に、ひとつだけ。――護るなら、俺たちには手助けができる」

とっても楽しかった!上層部の杜撰な計画を実行しなければならないエダには、ご愁傷様としか言いようが無いですが、そんな彼女の想いを振り回すウィザードことロットンの活躍ににやにや笑いが止まらない。ずさんな計画は随所でほころびを見せていましたが、それでも生きていただけましかな。頑張れロットンくん。そしてロックも。→ 感想