ゼロの使い魔(20) 古深淵の聖地

「テファ……」
「気のせいだよ」
「き、気のせいには思えなかったけど……」
「お月さまが見ていないときは、夢の中のことなの。ちょっとでも夢を見られたから、もう大丈夫。平気。わたし、頑張るね」

ティファニアの思いが切ない。一度だけの「夢」を胸にしまいこんで、でもあふれ出る思いを止められない彼女の様子は、まさに恋だと思いました。その思いが生み出したもうひとつの契約は……さてどうなるのかしら。→ 感想