2011-03-03 鳥籠の王女と教育係 魔法使いの選択 book ☆☆☆☆ 響野夏菜 「けれどね、エルレインさま。わたくしはアレックスの母親でもあるの。だからこうなった今、お願いするためにあなたを呼んだの。アレックスは、長くはもたないかもしれない」 エヴィータの瞳の奥で、隠しきれない感情が揺れた。 「エルレインさま。考え直してはいただけないかしら。もう一度、あの子のことを」 アレクセルまじ格好いい。切ない選択がありつつ、恋人たちの思いが見えた。ゼルはまるで活躍できてないので、ちょっぴり格好悪いぞと思ったら、最後に不敵な笑みが……これは期待したくなる。→ 感想