2011-03-13 ひがえりグラディエーター book ☆☆☆☆ 中村恵里加 「でも、なんだい」 「少しだけ」 「少しだけ、何だって言うのさ……」 「少しだけ、どきどきした、ような気がする」 地球人同士を戦わせる異星人に選ばれてしまった男の子のお話。異世界の人にとっての「親切」はあり、死ぬことはないとはいえ、残酷で衝撃的なものでした。普通の人だと思っていて、実際そうなのに、どこか「歪み」を感じてしまうのは、戦いに「慣れ」てしまうからかしら。想像してゾクッとなる。→ 感想