氷結鏡界のエデン(6) 水晶世界

「嫌なら辞めればいい。簡単な話だ」
「辞められないんだよっ!」
自分でも意識せぬうち、その言葉には力がこもっていた。
「……苦しい修業して、周りに友だちもできなくて、それでも巫女見習いが巫女を目指すのは、そんな苦しい想いの先に叶えたいものがあるからですよ。そうやって頑張ってる塔の皆の何を認められないのか、僕にはわからない」

千年獅と巫女の確執を描きながら、見えるのはユミィの強さでした。彼女の覚醒が、今後にどう繋がるのか気になる。それ以上に気になるのが、エリエか。てっきりコミカル担当だと思っていたのに、何かキーになったりするのかしら。統政庁との共同戦線が楽しみ。→ 感想