魔道士の掟(5) 白く輝く剣―「真実の剣」シリーズ第1部

「魔法のもつ皮肉な点のひとつじゃな。成功を手にする前には失敗を受け入れねばならんとは。それに、魔法の重荷のひとつでもある。未来の希望を守るためには、その結果を受け入れなければならん。たとえそれが、ほかのものの死であったとしてもな。自分本位の行いは、まだ生まれてすらいないものの命を、彼らのチャンスを犠牲にすることになる」

こういう愛もあるのか。まさか悲しく思うとは予想外だったけれど、話が進めば進むほど、ラールの手の内であることが見えてくる展開にやられました。エグいなしかし。もちろん最後は愛が勝つわけですが!にしても、不穏な空気があるので、これからどうなるんだろ。→ 感想