魔法書の姫は恋をする はじまりのキス

「人に興味をもつのはいいことだよ。背表紙だけ眺めていた本を、手に取って開いてみるのと同じだ。まずは手に取らなくては始まらない。そして読んでみれば、数ある本の中の一冊が、自分にとってかけがえのない一冊になるかもしれない」
「……」
「さて、アレクシス君は君にとって、どんな本になるのだろうね?」

兄様大好き伯爵令嬢の暴走と、そんな彼女に惹かれていく騎士の恋が面白かった。→ 感想