天と地の守り人 第二部 カンバル王国編

「でもね、なにもかもを背負える人なんて、この世にはいないし、だれも傷つけず、だれにとっても幸福な解決なんてものも、きっと、この世には、ありはしないんだよ」
「……でも、おれは……そういう解決を、したいんだ」

ふたりで進むたびの険しさといったらなかった。幾度と無く危機に遭遇して、それでも諦めることなく進み続けた結果が届く、あのラストにじんわり。バルサの支えの大きさを知った後だけに、再びの別れが辛いなー。次なる最終巻でどうなっていくのか。どきどき。
感想