姫さま、恋愛禁止です! 花婿はお馬の王子

「まかり間違っても、どんなにしんぼうたまらんな状態になっても、けっして早まったことはなさいませんように」
厳命にふたりはうなずいた。が、話はそこで終わりではなかった。
「万一を考え、できるだけ気持ちを高ぶらせないようにしたほうがよろしいでしょう。不必要な接触は避ける。見つめあうのも、いけません。キスなど論外!」

愛の無い結婚のつもりが、姿勢と言葉に心動かされて、隙あらばいちゃつくようになってしまった二人のやり取りに、ニヤニヤが止まらない。なんといういちゃいちゃっぷり!また姫が可愛くてね。とても良いものでした。→ 感想