侯爵令嬢の持参金 -恋の話は妖精の庭で-

「いいか、俺は隠しごとはするが嘘はつかない。そういう血筋だ」
(……どういう血筋?)
「愛人も浮気相手もいない。あんた以外に結婚したい女もいない。それは信じろ」

しっかり者なお嬢様が、だめな男に惑わされていく姿が、なんとも楽しい。って、こういう言い方はアレですが。恋は盲目とはまさにこのことだよなあ。なんとなく伝わっていたことが、最後に明らかになったけれど、こういうことだったら、続いてくれたほうが面白くなりそう。ぜひともお願いしたい。→ 感想