影執事マルクの恋歌

「自信を持って進む人間には、周りの人間も勝手についてくるものよ。それは、恋愛ごとでも同じこと」
「だが、それで私が間違えていたなら?」
「それでも進みなさい。それを止めるために、あなたの執事はいるのでしょう?」

ああつまりこれは、勇気を得るための儀式だったんだなあ。過去を経て、初々しい二人のやり取りにニヤニヤして、大変楽しかったのに……いったい何が起きたのか。次なる最終巻が気になってしょうがない。→ 感想