マッケンジーの山

「それはわかっているが、こうして家に抱きかかえていって愛を交わすほうがロマンチックだろう?」ウルフはメアリーに笑いかけた。
「今愛し合ったばかりよ」
「だから?」

これはよいものだった。差別の残る町で、周囲の人に恐れられているインディアンであっても、その人となりを真っ直ぐ見つめて、偏見を持たずに向き合うメアリーがとても素敵。ハイミスと引け目を感じていたのに、妙に積極的でドキドキしましたが、最後まで楽しかった。→ 感想