鋼鉄の都市と十三月の旅人 ダイヤモンド・スカイ

「昔から、私のことを……?」
「ああ」
フォースが笑顔に戻った。とろけるような甘い笑みを浮かべる。
「愛しているよ、ディアレンシア」

これは……重い。カイエンの事情はわからなくもないだけに、光を手に入れるための方法を間違えたことが、なあ。豪華であっても息苦しいところから、狭くても楽しいところへ戻る道のりが長く感じたけれど、最後のヒトコトでほっとしました。→ 感想