彼女は戦争妖精(9)

「伊織さん……あなた、これからどうするの?」
「行けるところまで行きます」
「このまま戦い続けるってこと……?」

ひとつ区切りがつき、それでもまだ戦いは終わっていない、か。いつかは見つかるかもしれない可能性を胸に、仮にたどり着けなくても、家族を守り抜くために、戦い続ける決意をした、その思いには温もりを感じつつも、どこか切ない。そんな最終巻でした。→ 感想