魔法書の姫は恋をする 守護者の誓い

「火は善でも悪でもないよ、ソフィア。本当に怖いのは火が本を焼くことじゃない。― 人が本を焼くことだ」

いやー、いいですね。恋に気づいていく過程というのは!ニヤニヤが止まらないったらない。悪い虫を追い払おうと神出鬼没なお兄様の過保護さも楽しいけれど、その隙間で育っていく恋模様にドキドキです。敵の組織に彼女の存在が見えてしまったので、不穏なことが起きそうですが、また兄と後に義理の弟になるかもしれないものとの共闘がみられるかもなあ。楽しみ。→ 感想