＜魔法使い＞の様子は奇妙だった。彼もまた、言葉を発したまま、次の語をつむがずにいる。彼の背に、あたしはこわばったものを感じた。表情を見ることはかなわなかったけど、雰囲気で顔に浮かぶものを知ることができる。 「そう」 左眼の青年が冷静な声音で…

「……でも」 「ん？」 「………………私のねえさまの方が、格好いい」 一見クールだけど姪にだけは甘いというギャップが、初めはなじめなかったんだけど、トラブルに巻き込まれるにしたがって面白くなってくる。いやはや、意外なスピード感も相まって楽しかった。 →…

家に帰って、買ってきたマンガ読んで、ちょっとしたら急に眠くなってきたので、早めに風呂に入っておこうと思ったら、危うく湯船の中で寝そうになった。どれだけ疲れてるんだ？ 今日はさっさと寝ることにしよう。おれ、明日になったらラノベ部とベン・トー読…