南房秀久
「だから、あなたがアリスを守って。その代わり―」 ジルは、ジェレミーの唇に人差し指を当てる。 「あなたの操作に手を貸すわ」 面白かったー。謎解きとしては物足りないんですが、むしろこれは冒険ものと捕らえるほうがいいんでしょうね。いっそ天晴れな悪…
「どうしてこうなんだろ?」 イグレインはジェレミーに背を向けたまま唇を噛み、天井を見上げた。 「わたしが推理すると、いつも誰かを傷つけちゃう」 これは楽しかった。美人に弱くて、お金持ちらしい嫌味を言いつつも、妙に憎めないジェレミーと、兄の元に…
微妙な盛り上がりの最終巻 → 感想
歪んだ別れと出会い 感想: http://www.booklines.net/archives/4829117710.php
体内に化け物を飼う少年サキ。 その能力を生かし暗殺者として生きている毎日。 ある日、国王を叔父に持つアランを狙った。 だが、幼きころ、七十二柱の邪妖を封じたと伝えられる腕前は本ものだった。 完膚無きまでに倒され、いつしか部下として守備隊第九小…