これこそ会議

朝から準備万端にして向かえた決戦の会議。
1時間半を回る会議でしたが、内容は充実していました。
これだよ。これこそミーティングだよ。
思わず嬉しくなってしまうほど。
反論あって当たり前。説得上等。やってやろうじゃん。
その程度の返しは予想してますよ。
あぁそう考えていたんですか。ならこういうのはどうでしょう。
そんなやりとりで双方理解。双方納得。やってよかった。
やっぱり直接話ができると違う。
メールのやり取りではここまで行くのに、あと何ターン必要になったことか。
今まではなんだったんだってぐらい違う。無駄なフィルタが無いってのはいいね。
っていうか奴は無駄だったことが(今までもわかってたけど)より明確になったかと。
それにしても、相手方はかなりキレる人だった。
ああいう人が上にいたら厳しいけれどやりがいはあるんだろうなあ。
それに比べてうちのは……。
比べると暗くなるので止めよう。


とりあえず懸念事項は払拭しました。
あとはあちら側の手腕に任せよう。


いやー、よかったと気分良く戻ってきたら、仕事のシステムが止まってました。
このヤロウ……。

ディバイデッド・フロント Ⅲ この空と大地に誓う

先日の戦闘で大幅に削られた兵力。
新たに隊長となったイチルは、自らの気持ちに折り合いをつけられず余裕のない日々を過ごす。
そこへ現れたのは朝霞二尉。イチルの元恋人。
その破天荒な行動に振り回されたとき、それは起こった!


絶望的な状況でも仲間がいたからやってこれた。
それが壊れたとき、僅かな狂いがもたらす歯止めの効かない言葉。
今までが今までであったがゆえに、ダイレクトに伝わってくるようなショック。
そしてレッドキャップとの戦闘。
予感はしていた。
だからといってやわらぐものでもない。
だからといってまぎれるものでもない。
過酷な内容でありながら、真っ直ぐなまでの青春戦争物語。
大いに買いだと思います。


ディバイデッド・フロント Ⅲ この空と大地に誓う - 高瀬彼方


前作の感想: ディバイデッド・フロント Ⅱ 僕らが戦う、その理由


プリズムの夏

ぼくと今井がよくいく小さな映画館。そこに彼女はいた。
愛想が悪くて、でもきれいな人で。
ぼくらは共に彼女を想っていたけれど、そのことは表に出さないようにしていた。
そんなとき、ネットでうつ病女性の日記を見つけた。
書いてあることが、映画館の女性とだぶる。
まさか、彼女なのか・・・・・・?


日記に書かれている内容に、一喜一憂しつつ、真実を確かめることができない。
高校のころ特有の潔癖と妄想。
自分とは異なるためイライラするんですが、いうのはこういうものかもしれない
最後はストンと落としてくれました。なかなかいい感じではある。
第15回小説すばる新人賞受賞作。


プリズムの夏 - 関口尚