2006-12-29 戦嬢の交響曲 1 book 築地俊彦 「で、俺はどうしていればいい?休むか?」 「いつものままでいい」 お、と思った。欠席しろ、ではないのか。 「普段どおりに戦っていろ。わたしもそうする」 「それじゃチームプレーにならんぜ。戦術とか考えなくていいのか」 「……わたしは一人で戦ったことしかない。だから―」 だから、なんなのだろう。佑鹿は続いての言葉を待っていたが、彼女はそれ以上喋ることはなかった。 孤高なのは不器用だから。そんな美少女とパートナーを組んで、怪物たちと戦うお話。 → 感想