マイフェアSISTER 姫君、拳を握りすぎです。

「あの子、すごく真っ直ぐじゃない」
「そう……だな」
「大事にしてるものがあって、そのために一生懸命で、折れないし曲がらないの」
睦月にもわかっていたのか。
「止まらないの。止められないの。わかる?譲れない物が、一番に背中を押してくの。目の前にどんな木や壁があってもおかまいなしに正面衝突させてくの。痛いったらないわよ」
だけど羨ましかった。
彼女はそういった。

これいい!大好き!応援したくなる妹たちでした→ 感想