ラブ★ゆう 3

「ひょっとして、お兄ちゃんのことが好きなんですか?」 「!!そ、そんなわけないでしょう!!神田俊が誰と付き合おうが、わたくしにとってはどうでもいいことですわ!!」
「よかった……じゃあ、いいんですよね?」
撫子が絶句する。
ツンデレの悲しい性だった。
「わ……わたしは俊ちゃんのことが好きよ!」
みことが、おもいきったふうに言った。
顔がだんだんと真っ赤になっていき、目をそらして
「……お、弟みたいな、ものだし」
逃げた。

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