マヨイガ(中) 封殺鬼シリーズ 13

「じゃあ、次は私が、言いたいことを言わせてもらうわよ?」
「うん?」
「待ってるわよ。あんたが弓生も三吾も大丈夫だって言うなら、私もそれを信じるから、こっちで待ってる。――でもね。でも、もしも」
強い声だった。
「私でも助けになるなら、その時は言って。あんただって三吾だって意地でもそうしないのはわかっているかど、でも、それでもどうしようもなく誰かの手が必要な時はあるかもしれないから。その時には、私は必ず行く。……それまでは待っているから」

聖の最強っぷりに笑いまくりでしたが、マヨイガの話は切ない……→ 感想