9S <ナインエス> memories

「そんなんじゃありません!私と出会ったときから兄さんは、強くて優しくて素敵でした!」
「一つ確認したいが、私たちはいま坂上闘真という人物について話しているのだな?」
「もちろんです」
由宇は嘆息する。
「君の兄に対する勘違い、いや、誤解は嘆かわしいものがある。妄想というにふさわしい。現実がああでも、理想化したいと思うのも無理はないが、それにしてももう少し客観的になったほうが良いのではないか」

始まりのラブストーリィも良かったけど、何といっても、麻耶と闘真の出会いの物語が素敵でした。そりゃブラコンになるわ。 → 感想