“文学少女”と月花を孕く水妖

「夢は必ず覚めるわ。覚めなくていい夢もあると、鏡花は『夜叉ヶ池』の中で、晃の友人に語らせているけれど、どんなに願っても、夢は覚めるの。覚めない夢はない。けどね」
遠子先輩の声に、子供を励ます母親のような、ぬくもりがこもる。
「美しい夢は、目覚めたあと、心の中に物語を残すのよ」

遠子先輩の可愛さが200%増量!そして何だ、あのラストは!!!→ 感想