ライトノベルの楽しい書き方 2

店の隅っこで「ゴゴゴゴゴ」と一人背中を燃やしている剣は、とてつもなく気に入らなかった。市古が赤くはれた目をつむりながら、八雲が渡したハンカチで「ちーん」と鼻をかんでいる光景をみるだけで。
むしょうに胸がきゅんきゅんと痛んで、お腹がぎりぎりと痛くなるのだった。
(……こ、これは便秘だ。便秘の症状が悪化して、自律神経にダメージがではじめているだけなのだ。最近、少しばかり繊維質の摂取量が不足していたからな。決して、決して……や、や、ヤキモチなどでは)

三角関係?と空回りして頑張ろうとする剣がすっごい可愛い。次がすっごい楽しみになってきた。 → 感想