「真鳥衣慧君。そして、真鳥織慧君」 黒雪の声がいつになくかすかな熱を帯びていた。 「私のハトルによれば、君たちは夏彦君とすれ違うだけのはずだった。出会うことはないはずだった。むろん、希有とも、私ともだ。それにもかかわらず、君たちはここにいる…

店の隅っこで「ゴゴゴゴゴ」と一人背中を燃やしている剣は、とてつもなく気に入らなかった。市古が赤くはれた目をつむりながら、八雲が渡したハンカチで「ちーん」と鼻をかんでいる光景をみるだけで。 むしょうに胸がきゅんきゅんと痛んで、お腹がぎりぎりと…

一迅社文庫も本当は今週なんだけど、すでに手に入れたので割愛。っていうか、今週は購入予定が多すぎるので、新シリーズものは後回しにする。後回しにしても読みきれない予感がありすぎなので（一迅社文庫の参入がでかい）、どれかシリーズ切っていこうかし…

今日は中学時代の同級生の結婚式だったんだけど、仕事系の予定が入りそうだったので参加せず*1。まあ、そのうち、みんなで集まるって話だから、そのときにでも。 で、いつものように読書モード……なんだけど、読んでも読んでも新刊が終わらないスパイラルには…