ANGEL+DIVE 1.STARFAKE

「真鳥衣慧君。そして、真鳥織慧君」
黒雪の声がいつになくかすかな熱を帯びていた。
「私のハトルによれば、君たちは夏彦君とすれ違うだけのはずだった。出会うことはないはずだった。むろん、希有とも、私ともだ。それにもかかわらず、君たちはここにいる。また、ハトルに書かれている君たちといまの君たちとは異なっている。不十分さでは説明のつかぬあまりにも大きな隔たりがある。あえてこのような言い方をしよう。夏彦君。衣慧君。織慧君。君たちの運命は、ゆがんでいるのだ」

素直な夏彦にペースを崩されていく周囲の人たちの様子がとても楽しかった。そして最後!何アレ!もはや追いかけていくしかないです。はい。 → 感想