カラクリ荘の異人たち(2) 〜お月さんいくつ、十三ななつ〜

「そこが好きなら、いる理由なんてそれで十分よ。でも、ひとつだけ忘れないで。あそこは逃げ込む場所じゃないわ」
(……え?)
一瞬、息がつまった。
「空栗荘を君の逃げ場にしてはダメよ」

こちらとあちらの境界ですごしながら、太一が前を向き始める姿が印象的でした。それにしてもこの雰囲気はすばらしいなあ。 → 感想