白銀のローレシアン 願う少女と迷い糸

「ま、待ってください。ぜんぜん話が飲み込めません。どうして、俺が異能を持っていると、会長の、その……し、臣下にならないといけないんですか!?」
「簡単よ。私を含め、キミとその異能は、ローレシアンから与えられたものだから」
「……あの。いまいちわかりませんが……もしかして、ローレシアンは、会長の奴隷……というか、下僕というか、そういうものなんですか……?」
「違うわよ。ローレシアンは私の所有物。そして、その力を手に入れたキミも当然、私のモノ」

異能を身に着けたがために悪魔のような生徒会長に目をつけられて……って、てっきり生徒会長と何かあるのかと思ったら、もう一人の少女とのボーイミーツガールでした。 → 感想