くノ一忍法帖 山田風太郎忍法帖(5)

「おそらく、その真田に縁ある女、ひとりか、五人か、それはわかりませぬが、忍法を心得ておるとしか考えられませぬ」
「忍者か!」
家康はさけんだ。
「お千の身辺に真田の忍者がおる。しかも、それが秀頼の子を身籠っておると申すか?」

こんだけはちゃめちゃやってて、最後の一行を持ってくるセンスに、ゾクゾクした → 感想